ガバナー公式訪問~随想録~ 《64-18 旭川東北ロータリークラブ 8月7日(木) 10:00~14:00》
前日に帯広RCの例会にメーキャップ。前月は公式訪問でお世話になったクラブ。飛岡会長、池田幹事との再会。財団セミナーでもお会いしているので、1月内に3回目。今日は会員増強月間ということで、平井会員増強の講演。今年は地区幹事との兼務。本当に激務。お世話になります。終了後高速利用で旭川に向かう。明日から3分区の公式訪問前半戦。今回のチームは、平井地区幹事、仁木ひさし君、佐々木ヒロシ君。後から平澤AG,小野寺地区大会実行委員長が合流する。音更にて恒例の道の駅のスタンプラリー。「なつぞらのふる里」。いつ来ても駐車場が混んでいる。経済効果は半端ないだろう。ここでは妻と娘のお土産にモール温泉の顔面パックを必ず買う。時々自分も隠れて使用する。ちょっとすべすべ肌になる。実は標茶にマイ温泉を持っている。父親が温泉好きで掘り上げたものを引き継いだ。モール温泉の泉源。1分間に200ℓ自噴している。最近は忙しくて年に1~2回しか行けない。温泉水は100年以上も前に降った雨が、地中に浸み込んで地中800mの湯元に辿り着き、それが温泉となって地上に拭き上がってきたものらしい。凄いだろう。感動的だろう。と父親が自慢げに話していた。他界して5年が経った。晩年は認知症になり、介護で妻には迷惑をかけた。現在日本では65歳以上の7人に1人が認知症となっている。当然医学的な原因はあるが、生活習慣として人の意見を取り入れない、話し相手がいない、日常生活に変化がなく張りがない、生きる目標や目的がない、ストレスなどがあるらしい。対処法として生活習慣を整え、物事に興味と好奇心を持つ。人との交流。考えをまとめて表現するなど。ロータリアンは歳を取っても健康で、生き生きして、しっかりしている人が多い。たぶん認知症対策としては効果大。皆さんいつまでもロータリーをエンジョイして、健康寿命を延ばしましょう!それが会員維持にも繋がります。ちょっと会員増強セミナーで話しても説得力にかけるかな。
途中美瑛の道の駅に立ち寄りスタンプ。車中では今日の晩ご飯は何にしようかの話しに。バナナマンの番組ではないが、旭川に来たなら・・・大黒屋のジンギスカンを食べて!全員一致で決定。ヒロシが予約の電話をかける。やる気マンマン。しかしつながらない。午後4時からでないとダメらしい。もう少しで4時。電話がつながった。しかし予約は受け付けていなかった。他店も電話をかけまくるが、予約でいっぱい。ヒロシの頭と口の中はジンギスカンでいっぱい状態。もうジンギスカン以外を受け付けない宣言。待ちでもしょうがないから大黒屋に行ってみようとなだめる。今日から3泊するルートイン駅前店に到着。19時にホテルを出て大黒屋に向かう。案の定長蛇の列。しかし回転率が高いのか次々と客が流れている。名前を記してしばらく待つことに。なんと向かいにビール販売の待合所があるではないか。みんなでワンビールしながら待っていると30分も経たずに番号が呼ばれた。旭川東北RCの公式訪問の話まで、なかなかたどり着けない。もう少しお付き合いください。申し訳ありません。大黒屋のジンギスカンはさすがに美味しかった。みんな高校生の体育系の部活生のように注文をしまくる。凄い食欲だ。おまけに大ライスに大ジョッキ。満足の晩ご飯。ヒロシも満足顔。良かった。その後3・6街からすぐにある「すずらん横丁」なる場末のスナックに飛び込む。「恵子の部屋」とういう店だ。44年の歴史に今月で幕を閉じるらしい。大いに飲んで歌って前日の旭川ナイトは終了した。この店の話しをすると長くなるのでこのくらいに。
9時30分、旭川東北RCの例会場の旭川トーヨーホテルに到着。旭川の大会で何度か来ているホテル。黒滝会長、竹内幹事、川上会長エレクトの出迎えを受けた。黒滝会長は今回の公式訪問では初めての女性会長で飲食店経営。竹内幹事は3回目の幹事で保険関係。川上会長エレクトは弁護士さん。黒滝会長は緊張気味なのか少しテンションが低めに感じた。話しを聞くと昨日お店が忙しすぎて一睡もせずの参加らしい。頑張りましょうと励ます。今年から年会費を5万円下げる改革をした。若手会員の拡大に向けての決意。まず黒滝会長より本年度のテーマ「参加すると為になる!楽しいロータリー活動」に」ついて説明を受ける。皆で考え、楽しみながら参加し学ぶ活動をしていきたい、と強く発言。少人数ではあるが頼りになる先輩と支えてくれる仲間がいて、とても居心地のいいクラブ。その良さを伸ばし、少し活動がマンネリ化しているので、新しい取り組みにもチャレンジしていきたいとの決意。スポンサーをしている旭川志峯高校インターアクトクラブの活動がコロナなどの影響で停止状態になっている。吉川ガバナー補佐からもIACのOBなどにも声かけをして復活させていきましょう、との助言。私の本年度の重点目標のひとつにも青少年奉仕を掲げているので、是非とも尽力して欲しい。
まずは来年の5月に開催する地区大会に向けての基盤整備と、実際に地区大会に多くのメンバーで参加してその活動を見て参考にしていくことを語った。またローターアクトについても3分区の会員が1名で活動が停止している状況なので、吉川AGが中心となって各クラブからの支援でRACの会員増強、活動支援に取り組もうとの決意。釧路北RACの活動支援の話しもして、参考にしてくださいと助言。3分区のRACの復活が今回の3分区の公式訪問においての私の重大な責務。少子化の現在において、若手会員を確保する方策としてRACからRCへの入会比率を上げる、衛星クラブなどを作ってその受け皿にしていくことの重要性を語った。その他の奉仕活動については、生理用品の配布、永山小中校へのスポーツ支援、市内の清掃活動など地域に密着した活動。更に進化して地域住民をもっと巻き込んでの活動に昇華してほしい。旭川市の清掃活動は市の主催のもと市内全RCと地域の諸団体が参加しての一大イベント。釧路市においても他の町においても参考にして実施できるよう、ロータリーとして働きかけていきたいと思った。財団寄付に関しては、年次基金ひとり100$を予算化。なかなかこの金額を予算化しているクラブはない。その理解と意識の高さを評価。あと数人の特別寄付者がいれば150$のRIの目標を達成できる。寄付額の多いクラブはロータリー運動への理解を評価され、クラブとしての誇りに繋がる。是非ともメンバーで協力して達成して欲しい。話しがつきない状態であったが予定の時間がきたので会長幹事懇談会を終了した。
会場を移し、意見交換会。10人ほどの参加者。今回のテーマの一つである「ロータリーを楽しむためには、或いは今まで楽しかった経験」について各人から意見をもらい、それに対して私がコメントをしていく形式で進めた。メンバー間の仲がよく、団結力のあるクラブであることが理解できた。ベテラン会員の心の広さ、中堅・若手会員の謙虚さと意欲を感じた。茶木会員は26年間例会100%出席。かつて行っていた「小中学生サミット」で高校生がリーダー役となり地域のニーズや課題に対しての意見交換会など青少年奉仕が記憶にある。千野会員からは、最初は同年代がいなくて少し辛かったが、活動をしていくうちにロータリーの良さ、クラブの楽しさが理解できるようになった。私と同業者の新田会員からは、楽しくないと思ったことは一度もない。これからもエンジョイしたい。石田親睦委員長からは、まだ入会して1年半ほど。入会時はロータリーの名は聞いたことがあるが、何をしている団体か実際知らなかった。今はだいぶ理解してきたし、なにより旭川東北RCのメンバーで良かったと思っている。成田SAAからは、本当にアットホームでいいクラブ。これからもこのクラブでロータリーを楽しみたい。釋会員からは、ロータリーを通して困った人に手を差し伸べることが出来る。社会において自分が人としてどう生きるかをロータリーは教えてくれた。鈴木会員からは、32年間100%出席。自分が楽しめるロータリー活動をすることが大事。地区大会・ライラセミナー・国際大会などに参加して視野を広めることが重要。最後に川上会長エレクトから、ゴルフ同好会や家族ぐるみで活動することの楽しさ、そして次年度に向けてメンバーがもっと楽しめる環境づくりを目指す旨の発言。どれもロータリーに対する熱い語りで、クラブへの愛情、メンバーへの友情を感じた。なんとか会員を増強してさらに元気なクラブになることを期待。地区としてもしっかりサポートしたい。
例会においては、かなりボリュームのある昼食。眠気が襲わないよう申し訳ないが少し残す。講演は先程の会長幹事会懇談会で話しにあがったIAC・RACの青少年奉仕の重要性と会員増強の主旨とその目標数値について詳しく話した。講演後にベテラン会員から非常に分かりやすくて良かったと声をかけられた。とても嬉しい。最後まで真摯に講演を聴いていただいた旭川東北RCの皆様に感謝。眠気のなかしっかりと公式訪問例会を設えていただいた黒滝会長、そして完璧な準備と配慮をいただいた竹内幹事、そして笑顔で迎えていただいたメンバーの皆様にお礼を申し上げ、前段が少し長くなりましたが、私の随想録といたします。
ありがとうございました(^^♪)