ガバナー公式訪問~随想録~ 《64-22 美瑛ロータリークラブ 8月18日(月) 10:00~13:30》
お盆期間中は公式訪問は一時中断。しかしながらゆっくり休む暇はなかった。溜まっている仕事の整理と随想録の作成、来週の訪問クラブの資料確認。17日お盆最終日、小谷副ガバナー所属の帯広西RCと皆さんと、釧路KCCでゴルフコンペ。楽しく交流ができた。その後16時30分明日の訪問地美瑛に向かった。チームは古俣隊長と平井地区幹事。古俣君は愛娘が帰省しているがドライバーとして参加。本当に申し訳ない。4時間余りで宿泊先に到着。道の駅と併設している「ホテル・ラヴニール」。ちょっと名前からラブリーなホテルと思ったが、受付の対応がよく、清潔感もあり、部屋も浴室も広く、朝食も地元の野菜がたくさんありの素晴らしいホテル。20時半から近くの焼肉屋で遅めの夕食。最初美瑛RCのメンバー岡田さんの店「にしき」を予約していたが、車中ロータリーの話しが盛り上がり、古俣ドライバーがトマムインターをついつい通過。おっと!ラストオーダーの時間に間に合わないぞ。申し訳ないがキャンセルの電話。岡田さんには翌日謝った。
朝早めに目が覚めたので、近所を散歩。とても綺麗な町並み。さすが観光地として町内の整備が行き届いている。建物の屋根の下あたりに番号が付いているのが気になった。後で会長に聞くと町内の区画整理の際に、店舗の創業の年度を入れたらしい。道端には電柱もなく地中化されている。おしゃれな佇まいのいい町並みである。
公式訪問例会の会場は、ホテルの隣の商工会の会館。歩いて1分もかからない。しかし急に激しい雨が降ってきたので、車で移動。玄関先には濱塚会長と小形幹事の出迎え。吉川ガバナー補佐、平澤第7分区ガバナー補佐もすでに到着。平澤AGは、ほぼ全てメーキャップ参加。とても心強い。平澤AGとは明治大学の先輩・後輩の関係。同じ法学部。私の方が2つ先輩である。平澤Aはアイスホッケー選手。雪印で実業団の選手もしていた。なので体格も大きく見た目は平澤AGの方が貫禄がある。
皆が揃ったので会長幹事懇談会の開始。いつもの通り早めのスタート。商工会の会長室で行う。壁に歴代の会頭の写真が展示。濱塚会長とよく似た顔の写真を発見。名前は濱塚。やはり先代であった。間違いなく地元の名士であり、地域に貢献してきた一族。建設業を生業としており、地域のみならず、北海道や国の建設の仕事もしている。小形幹事も建設業で51歳。緊張気味である。とても前向きな面立ち。慣れてくれば話しが弾む予感。
会長幹事懇談会は45分の予定ではあるが、どのクラブも1時間くらいの時間がかかる。会長幹事だけに伝えておく話しの中で、会員増強、奉仕活動、財団寄付、クラブ運営、地域の経済や行政との関りなど、その理解と手法、作戦など掘り下げた意見交換。あっという間に時間は過ぎる。
町の人口は1万人を切り9500人ほど。少子高齢化が進み、60歳以上が60%超。しかしながら年間の観光客は240万人超。両方凄い数字。インバウンドの観光客の対処に苦労している。無断駐車、ごみのポイ捨てなどのマナー違反。報道でも美瑛のこの問題はよく耳にする。地域の課題やニーズに対して、ロータリー、行政、商工会が連携しての取り組み。町内のごみ箱の設置。どかんと祭りのフリーマーケット。融雪抗の投雪ボランティア。青い池の植樹。フリーマーケットの売上で小学校新入生に色鉛筆をプレゼント。素晴らしい活動。もっと地域の住民と連携をとり、ロータリーの公共イメージの向上につなげて欲しい。その成果として中長期的な会員増強にも繋げる。ロータリアンのご子息の入会も進んでいない状況。衛星クラブなどの設立要件や活動内容についても提案。また青少年奉仕のうちローターアクトについて言及。第3分区の会員数0人の状況を説明し、その理解と協力を要請。本年度は富良野RACの西田君が地区代表を務めている。隣町でもあるのでその活動内容を見て、ぜひ6月6日開催のローターアクト地区大会の参加をお願いした。今後ローターアクトからの会員増強の可能性についても説明。少子化の中で会員を拡大するには、従来とは違う手法を取り入れていかなければ結果がでない。協同で奉仕することと相互の信頼関係の構築の重要性を語った。
会場を変えて意見交換会。会長幹事を入れて17名の参加者。8人ほどから「ロータリーを楽しむには」のテーマで意見をもらった。会長・幹事の役職を務めることで、「ロータリーは一体何なのか」が少し見えてきた気がする。「地域貢献の活動をとおして」楽しさが理解できるようになった。「クラブの皆さまとロータリーを通して知り合えたこと」が楽しいし、自分の「人生の糧」にもなっている。「地区大会に参加したり、ロータリアンとその家族で旅行に行ったりすること」でロータリーの楽しみを経験している。「クラブの団結力、個性ある会員」が多くて例会や事業に参加するのが楽しい。会員間の仲の良さとロータリーに対する実直な姿勢。素晴らしい意見交換となった。
例会においては、まずはメンバーの皆様に「2500人会員増強」についての主旨について説明。「ポリオ・財団寄付」と「7つの重点分野」についての理解。「青少年奉仕の重要性」とくに「ローターアクト」に対する理解と協力。そして私の「ロータリー観」。地区大会、国際大会の案内。熱く語らせていただいた。参加のメンバー全員が真摯に聴いてくれた。最後に私と同年代の荒川副会長からの謝辞。感動的な言葉をいただき、これからのクラブ公式訪問でも気炎万丈に活動することを痛感。会長・幹事・副会長に見送られ会場を離れた。
次の訪問クラブまで時間の余裕があったので、平澤AG以外行ったことがない「青い池」に立ち寄る。なかなかの観光客。駐車場代500円。いい商売だと皆が思った。青い池は何かの化学反応が起って発生したらしい。自然の驚異と風景の素晴らしさに圧巻。おやじ4人で「青いフトクリーム」を食べながらの観光。ソーダ味。近くの道の駅でスタンプラリーに押印。テンションがあがる。ある意味いいMomentとなった。
前日そして当日の美瑛RCへの公式訪問道中。美瑛の美しい町並み・風景、そして美瑛RCの素晴らしい活動とメンバーにお会いできたこと。そして濱塚会長・小形幹事はじめメンバーの皆さまの準備・設営・心遣いに感謝申し上げ、私の随想録とさせていただきます。
ありがとうございました(^^♪